中耳炎 喉の熱感の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
54歳 女性
更年期障害なのか、胸から口が凄く熱くなりヒリヒリするので何とかしてほしいと来店されました。
酷い時には喉の熱感から呼吸ができなくなる事があるそうです。
また、耳は中耳炎で膿が溜まっているそうです。
病院で色々試したが一向によくならないという事です。
病院の処方はタリオン、メイアクト、オノン、ホクナリン、ノイエル顆粒が処方されています。
夏が特にのぼせも酷く、便通も出ない状態のようです。
34歳の頃に子宮外妊娠の為、卵巣を摘出してから体調が悪化し始めたそうです。
中国医学的に診ますと『血熱旺盛(けつねつおうせい)』、『湿熱腑実(しつねつふじつ)』の状態と考えられます。
中医学では体の中に熱毒素、湿熱、血熱が溜まっている為、喉の灼熱感や耳の中耳炎が起こっていると考えられます。
その為、体の熱毒素、湿熱、血熱をとる漢方を使う事で中耳炎と喉の灼熱感を同時にアプローチします。
まず、様子を見る為に2週間分お渡ししました。
すると便通が良くなり、耳の膿も検査をしてよくなっていると言われたそうです。
喉の熱感はまだ、完治していないため、今飲んで頂いている漢方を引き続きお渡ししました。
すると1カ月後、喉や胸の灼熱感が治まってきているという報告を受けました。
半年、1年と続けて行かれまして、今では喉の熱感も耳のジュクつきも出なくなりましたと言う報告を受けました。
よほど事がない限り、臓器を切除しない方がいいと思います。
特に女性の場合は卵巣からエストロゲン、プロゲステロンなどの女性ホルモンが分泌されております。
臓器を切除する事で女性ホルモンの分泌が一気に乱れ体調がおかしくなります。
命にかかわる場合は別としてむやみに外科的手術をする事で癒着、体調不慮などでお悩みの方も多くいらっしゃいます。
その為、セカンドオピニオンが大切だと思います。
色々な方の意見を聞いた上で決断した方がいいと思います。
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